
我が家の庭にブラックベリーが植わっています。
最初に植えた木は弱かったようで、冬を越せずに枯れてしまいました。
翌年、少し大きなものを植えてみたら、しっかりと根を張り育ってくれまして、
現在は「もうこれ以上大きくならなくていいよ!」というほど立派に枝をあちこちに伸ばしています。
剪定もするべきなんだろうなぁ・・・。
この実はもちろん食べられます!
その名の通り、黒く熟すと食べごろなのですが、これがとーっても甘酸っぱい。
というか、むしろ酸っぱい。
口にした誰もが思わず顔がくしゃっとなります。
なので、たくさん獲れるからといってそのまま食べても消費しきれずさようなら、ということになってしまい、とってももったいない・・・。
そこで、今年は一念発起してブラックベリーのジャムを作ってみることに。
ジューンベリーのジャムは以前何度か作ったことがあったので、多分何とかなるだろうという安易な気持ちで。
ジューンベリーは、実が熟す期間がどれも同じなので、
熟してきたら短期間で一気に収穫 → ジャム作りといけるのですが、
ブラックベリーの場合は枝の先にある実から順番に熟し、しかも熟したら短期間でポトリと勝手に落下してしまいます。
つまり、収穫する期間がシビア。
しかし、ある程度まとまった量を収穫しないと、ジャムにすることができませんので、
初期に収穫したものは水洗いして冷凍しておくことにしました。
冷凍している袋がいっぱいになったタイミングで、一度目のジャム作りを開始。
ここでのネックは、実のつぶつぶ一つずつに含まれている小さな種です。
そのままジャムにしてしまうと、どうしてもつぶつぶの食感が気になってしまうんですね。
これはジューンベリージャムのときに体験済みでした。
今回試した方法は、一度少し煮てから網で漉して種を取り除くというもの。
ブラックベリーの実は普通の状態でもとっても柔らかいので、少し火を通すだけであっという間にブラックベリージュースのようになっていました。
鍋の中身を全て漉し、一旦重量を測ってお砂糖をその半分未満ほど投入し、再び弱火でくつくつ煮ました。
糖分が増えて焦げやすくなっているため、まぜまぜします。
少しトロっとしたかな?という具合で火を止め、あらかじめ煮沸消毒&アルコール消毒しておいた瓶にうつして完成!
写真撮るの忘れちゃったけど、普通のジャムの瓶3つほどになりました。
アツアツで火傷しそうだったけど、しかも猫舌だけど、どうしても味見したくてペロリ。
ううううううまいいいいいいい!!
材料はブラックベリーと砂糖だけなのに、この甘酸っぱさ。たまりません。
しかも無添加。
除草剤やら殺虫剤なども一切使っていません。
予想以上においしかったので、実家2軒にもおすそ分けしました。
おばあちゃんたち、大喜びでした。もちろん子どもたちも。
自分が作ったものを喜んでもらえるって、本当に嬉しいですね。
それにしても、ブラックベリーって我が家では特段何もせずとも立派に生ってくれるので、わりと栽培方法は簡単なのではと思うのですが、ジャム売り場などであまり見たことがないなぁ・・・。
販売しているのかしらと思ってちょっと検索してみたら、結構ありました。
でも、どれもいいお値段しますね。
季節限定だから、というのもあるのでしょうか。
色はブルーベリーのようなので、例えばアントシアニンなどのようなポリフェノールがたっぷりなのかなぁ、なんて思って検索してみたら、やっぱりアントシアニンやビタミンCが豊富なのだそう。
これは、2~3週間前のお話。
またそろそろ冷凍庫のブラックベリー袋がいっぱいになりそうです。
そして、前回のジャムもちょうどなくなりそうです。
2度目のブラックベリージャムを作る日はもうすぐみたい。
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